この記事は商品の紹介ではありません。他社インターネットサービスのご紹介です。
ここでご紹介するサービスはIFTTT(イフトなどと呼ばれています)といいます。
IFTTT(イフト)という名前は"IF This Then That(もし、これならばあれをやる)”の略から来ているそうです。
その名前のとおり、IFTTTはインターネット上にあるウェブサービス同士を選ぶだけでつなぐことができます。
たとえば、Facebookのプロファイルを変更したら、Twitterのプロファイルも変更する、なんてことを仕掛けておくことができます。
FTTTは自分自身はサービス機能をもちません。サービス同士をくっつける糊のようなサービスです。
このサービスを利用して電子工作からのデータをインターネット上のさまざまなサービスと連動させることができます。
ここでは無料で利用可能なメールを使ってGoogleスプレッドシートにデータを追加するまでを説明します。
IFTTTと弊社無料提供サービスWebTriggerを利用すると、ArduinoからのデータをGoogleスプレッドシートで見ることができます。
全体の手順としては、
Googleドライブでアカウントを取得します。
Google ドライブ
Goolgeのアカウントを取ってログインすれば準備完了です。
Androidなどをお使いの方はおそらくすでにGoogleのアカウントはお持ちでしょう。
IFTTTでまずアカウントを撮りましょう。br/> IFTTTにアクセスします。
Sign up]ボタンをクリックします。
次の項目を埋めます。
Username (あなたの呼び名です)
Email (後々、Arduinoのデータの送信にも使います。それを考慮したメアドにしてください。Gmailは避けたほうがよさそうです。)
Password (ご多分にもれず、あまりいい加減ではないものにしておきましょう。)
Confirm Password (二度同じパスワードを確認のために入力します。)
[Create account]を押します。
アカウントが出来ます。
メールアドレスに次のような確認メールが来ていますから、Confirm your accountボタンをクリックしておいてください。
いきなり、こんなシンプルな画面が出ます。
ここからチュートリアル(例題)が始まります。
英語を話す人にはこれほど簡単なことはなく、青色のthisをクリックしてしまいます。
すると、「明日の天気が雨」が入りました。
続いて[that]をクリックします。
「私にメールを送る」が自動的に入りました。と同時に全体の進捗バーが見えるようになりました。
[Continue(続く)]をクリックします。
ここまでの確認です。
ifはチャネルと言われる「サービス」のどういう事象がというトリガーを設定する部分です。
thenはチャネルといわれる「サービス」をどう動かすかを設定する部分です。
このふたつを合わせて「recipe(レシピ)」と呼びます。
[continue(続く)]をクリックします。
たくさんウェブサービスのアイコンが出てきました。
ここでは3つ以上、興味を感じたチャネルを選んでみます。(選ぶ練習です)
後ほどそれに関係するすでに誰かがつくったレシピが表示されるだけです。
例題と同様、thisをクリックしますが、先ほどと違うのは大量にチャネルがでてくることです。ここで検索ボックスにmailと入れます。
すぐさまふたつの候補に絞られます。
ここではEmailを選びます。
ふたつのオプションが出てきました。
ひとつは"Send IFTTT any email"、もうひとつは"Send IFTTT an email tagged"です。
どちらも、IFTTTにトリガーとしてメールを送る送り先は、trigger@recipe.ifttt.comだと書かれています。
"Send IFTTT any email"を選ぶと、自分のメールアドレスから送ったメールはすべてこのレシピで処理されます。
"Send IFTTT an email tagged"はメールの件名「サブジェクト」欄に#IFTTTなどと指定すると、このレシピで処理されるというように、件名に入れる内容でこのレシピで処理させるかどうかを決めることができます。
ここでは使いませんが、ひとつだけファイルを添付すると、そのファイルを参照できるURLをIFTTTが作ってくれます。
ここでは最初なので"Send IFTTT any email"を選んでみましょう。
めでたく、次の表示が出て、トリガーの定義が終了です。
[Create Trigger]をクリックすることで、設定され、こういう表示がでます。
次にアクションを決めるために、thatをクリックします。
また、たくさんのチャネルが表示されます。
検索ボックスにgoogleと入力してみてください。
さまざまなアクションが表示されました。
ここでは将来Arduinoからのデータを保管したいので"Add row to spreadsheet"を選びます。
今回のヤマ場です。といっても3つの要素を決めるだけですから、じっくりいきましょう。
設定が終了したら[Create Action]をクリックして終了です。
ためしに、自分の設定したメールからtrigger@recipe.ifttt.comに送ってみてください。
こんな感じのシートが出来ているはずです。
IFTTTは、対応しているサービスがどんどん増えています
例えば、専用のコンセントを購入するとiPhoneからオンオフができたりもします。
このサイトでは同様のことを自分でやってしまうこともできます。WebTriggerサービスをご参照ください。
IFTTTの解説は日本語でもあちこちに出ているので、簡単にウェブ上の複数のサービスを繋いで複雑な処理を実行させることができます。
ちょっといいレシピを発見できたらいいですね。
現在はありません。