このサイトについて


ITビジネスの世界ではIOT(Internet Of Things)という言葉が流行っています。
WhiteBoxは、新しい技術を普通の人にも体験してもらおうということが目的です。

私達が「おもしろい!」と思ったものを、ゴツゴツの部品を組み合わせてご提供します。


ちょっと長くなると思いますが、なぜホワイトボックスを始めようと思ったか語らせてください。

僕は小学生3年のころからずっとハンダゴテを握り続け、いろんなものを作ってきました。
ラジオ、無線機、コンピューター、どれくらいのものを作って遊んだでしょうか。

小規模な電子機器を作るだけでも、ハンダ付け、さまざまな計算は必須でした。
マイクロプロセッサーを使おうとすると、ピンの数は多いし、プログラムは書かなきゃいけないし、
とても普通の人が扱えるものではありません。
学校の技術で苦痛だった人も多いのではないでしょうか。

ところが電子機器の世界にも「規格化」の潮流が現れます。
2005年に学習用に開発された小さいコンピューターがArduinoです。
イタリアで作られたのですが、このコンピュータの素晴らしい点は、
外部との接続形態をはっきりと決め、専用のプログラムの開発環境も提供されたことにあります。

このため、プログラムも普通の人が「こうじゃないかな?」と類推がつくくらいシンプルになりました。

一方で簡単にセンサーやスイッチをArduinoに取り付ける試みもなされてきました。
ブレッドボード(発明そのものはなんと1970年代)によるハンダ付けなしで回路を試作する方法も洗練されていき、
中国を中心として直接Arduinoに接続できるセンサーがモジュールとして多数開発されています。

2014年ごろにはだいたい必要なものはそろい、
知識さえあれば誰もが電子機器をハンダ付けなしに制作を楽しめる環境が整ってきました。

僕はこのことを世の中の人に広く知らせなければならないと思いました。

従来の電子機器のパーツ屋さんは、「使い方は勉強してから来てください」といいます。

ハッカソンなどと一部でやっていますが、困っている人の問題を解決するわけでもなければ、作りっぱなしです。普通の人の生活になんの関係があるのでしょうか。

僕は最初から「こういうことをしたかったら、こういうもので実現できます」という提案ができるお店をつくろうと思いました。

インターネットのブログやYoutubeには電子工作が得意な人があれこれ作って「できた!」とレポートしています。

もしあなたが同じものが欲しいと思ったら、ここを見ればなんとかなる場所にしたいと思います。

ハンダ付けを取り去り、リビングや書斎の机の上で簡単に安全に手を汚さずに電子工作を楽しめるようにしたいと思います。

それは人々の可能性を大きく広げることになると確信しています。
世の中に売られていない、もしくは高額なため諦めていたことを、あなた自信のために作ることができるからです。

IoTは企業だけのものではありません。
個々人が電子機器を操ってデータを扱うことは、すでに可能なのです。

あらゆる分野に対応することは僕ひとりの力だけではできません。

このサイトは設立当初から、僕だけのアイデアではなくオーディオボードのように専門家による作品も商品化して販売しています。
得意な人が知恵を形にして交換する市場(バザール)を作りたい、と願っているからです。

もし、これを読んだ方が自分のアイデア(プロトタイプ)を形として広めたいというのであればぜひご連絡をください。
採用の場合、原稿料をお支払いします。あなたの経験を世界に広めませんか。

ホワイトボックスは、さまざまな人の希望をさまざまな人の知恵で実現する機器を作り出せる場になりたい、と思っています。

2015年7月1日

店主 たかお

WhiteBoxは、フィジカルコンピューティングのソリューションをお届けするブランド名です。

運営会社名

株式会社マインド・クラフト

本店所在地

千葉県船橋市印内一丁目10-3

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