ご存知のようにR(Red:赤),G(Green:緑),B(Blue:青)で光の色はできています。
この色の配分を調節することであらゆる色を作ることができます。
色の配分の調整はどうやってやるかというと、おもしろいことに素早く点滅させて点灯している時間と消灯している時間を調整することでできるのです。
今、一色のLEDを考えます。1秒間ずっと点灯したままなら、100%の明るさです。ずっと消灯したら10%の明るさです。
人間の目はだいたい一秒間に20回くらい以上素早い点滅だとわかりません。したがって、オン、オフ、オン、オフを繰り返していると、半分くらいの明るさに見えるのです。
各々の色が一定の割合でオン、オフすることで、さまざまな色に見えます。
ここでは色を変化させる基本的な技法を学びます。
analogWriteという命令に注目してください。
この命令は素早いオン・オフ(約490Hz)のうち、オン側を255,オフ側を0として、オンの比率を指定する命令です。
各々の色について行うとすると、255x255x255=約1600万色を作り出せることになります。
しばしばディスプレイの表示色で1600万色以上とありますが、このRGB LEDが多数集まっていることと同様の原理となります。
ここではブレッドボードシールドを前提としていますが、一般的なブレッドボードでも同様の配線となります。写真を参考に接続してください。
こちらからダウンロードして、Arduino IDEのスケッチを保管するフォルダーに保存してください。
スケッチの中で色を順次変えています。
もし、数値でどう変化するのかじっくり見たい場合、以下のように変更してください。
void loop(){ analogWrite(redpin, 255); analogWrite(greenpin, 255); analogWrite(bluepin,255); }
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