モーターシールドとイーサーネットシールドは同時に使うことができません。使うピンが重なっています。
ここではArduinoがUSBに接続されている前提で、Processingという言語環境を利用して弊社サービスWebTriggerを利用しインターネットからコントロールしてみたいと思います。
前提の記事は以下の2つです。
Processingについては、__WBA-76-こちらをご覧ください__。
WebTriggerについては__WBA-78-こちらをご覧ください__。
(使用するためには、あらかじめユーザー登録が必要です。)
ここではProcessingを周期的に動作させて、WebTriggerのデータを読み出し、その値をArduinoが使っているシリアル通信に書き込みます。
すると、__WBA-95-DCモーターをコントロールする__で手でシリアルモニターから入力する作業をProcessingのプログラムが代わりに行ってくれることになります。
まずProcessingでhttpを扱うライブラリーを導入します。Processing付属のclientライブラリーはバグだらけで使い物にならないため、面倒ですがhttp library for processingよりライブラリーを入手します。
解凍すると、httpフォルダーができます。これをProcessingの自分のスケッチ置き場のlibrariesフォルダー内に起きます。
スケッチ置き場がどこかわからない場合はPreferenceを見ます。
Macの場合
Windowsの場合
一度、Processingを終了して再起動してください。下のほうにhttpというものが見えているはずです。
変更する箇所は以下の場所です。
String SerialPort = "/dev/tty.usbmodem143411"; int wait = 30000; //30 second String usermail = "mail address"; String password = "password";
SerialPortはArduinoの開発環境の最下段に出ていますので、それを転記してください。
waitはミリ秒単位で、どれくらいの周期でWebTriggerを読みにいくかを設定します。急いでもネットワークの遅延、さらにモーターの動作時間より長くなければいけませんから、20秒以上にすることをお勧めします。
usermailとpasswordは、__WBA-78-WebTriggerのご紹介__で取得します。(無料です)
Arduino側の設定をする前に、WebTriggerのデータをリセットしておいてください。具体的には__WBA-95-DCモーターをコントロールする__のままなら、4以外の値をセットするということです。
PC, iPhoneやAndroidのブラウザーから次のように入力します。
http://device.mind-craft.co.jp/webtrigger/write.php?user=xxx&password=yyyy&data=1
そして、DCモーターコントロールの記事どおり完成していれば、data=4といれると、モーターが動き始めるはずです。
ついに遠隔制御の第一歩を踏み出しました。
現在はありません。
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