Seeed Studio>は中国のハードウェアメーカーです。ArduinoやRaspberry Piの周辺機器やオリジナル機器を制作しています。
その中にGroveシリーズというものがあります。これはArduino用の周辺機器モジュールの接続を標準化したものです。周辺機器は限られますが、とても便利にできています。
ここでは周辺機器を接続するために必須の基盤シールドについて説明します。
Groveの基本シールドにはさまざまなバージョンがありますが、最新のバージョン2は以下のようなレイアウトになっています。
用途を書いたコネクターが整然と並んでいます。
基本的に4本で一組で、+と-が必ずきています。+の電源に何ボルトを供給するかは、図の左下角にあるスイッチで5Vと3.3Vに切り替えられます。しかし、メインのArduinoのボードが何ボルトを主に供給しているかにより決まります。Unoを使う場合は5Vです。
D2,D3,D4,D5,D6,D7,D8とデジタルポートがあります。デジタルとは1か0で信号を送る手段です。これらは
と繋がっています。したがってモジュールを接続する時は隣のコネクターではなく、少し話したほうが無難です。
Pin3,5,6,9.10もしくは11はPWM(Pulse Width Modulation)パルスの幅をコントロールすることで、サーボモーターやLEDの明るさ加減も調整できます。
UARTはPin0, Pin1と繋がっていますが、ArduinoではこれらのピンはPCとの通信に使われるので通常は使いません。
A0,A1,A2,A3とアナログ入力用のポートが並んでいます。アナログ用とは、センサーを接続すると0から1024(2^10:10ビット)の値が戻ります。
I2Cポートは、I2Cというプリント基盤上の通信方式に使われるポートです。SCLとSDAという二歩の線をつかいます。SCLは通信の調速のためにクロックを送るためのものです。SDAが信号を送信します。
装置は2本の線にカスケード状に接続することができます。なぜならば、各装置はアドレスを持つからです。通信そのものはライブラリーを呼び出すことでなんとかなりますが、各装置にアドレスをセットすることがあることは覚えておいてください。
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